Wednesday, June 18, 2014

帰国後の報告にて候。


                               
買い付けより戻り、営業を再開して一週間。

此度は一日遅れでの帰国を余儀なくされ、前日にご来店及び
お問い合わせを頂いた皆々様には大変ご迷惑をおかけ致しました。

改めまして、深くお詫び申し上げます。


現地を発つ当日は、成田へ向け定刻どおりにロスアンゼルスを離陸。

順調な飛行を続け、五時間程経った頃でしょうか。

私事ではございますが、ここ最近になってようやく機内では
数時間単位の睡眠も数回とれるようになりまして、、、
、、、その最初の眠りから覚めた直後でした。

機長より突然の機内報告が。

乗客に急病の方あり、治療を要する為、緊急着陸に至るとの事。

その地こそアラスカ州はアンカレッジ。


初めて降り立ったアメリカ最北端の州では、雨と白熊の出迎えを
受けます。

運行規定により、その日に再びの離陸はありません。

航空会社が手配した、空港から50分程にあるリゾート地のホテルで、
一夜を過ごす事と相成りました。

乗客の皆さんは大慌てです。

私はといえば数台のバスに分乗の際も、宿へと到着してからの
部屋の手続きも最後。

この様な状況でこそ、じたばたしても仕方ありませんので。

” 帰国を前に暫し休め ”、と貴重な時をいただいたのだ、、、と
誠に勝手な解釈をしております。

その後は物音一つ無い静寂の夜を、久々にゆっくりと過ごしました。


一夜明け、変わらずの雨天をバスにゆられ空港へ。

僅か十数時間の滞在ではありましたが、普段では大よそ体験の
出来ぬその時と共に、最後のフロンティアに別れを告げます。

ただ一つだけ、心残りが。

出国ターミナルでは、大きな灰色熊が見送ってくれたのですが、
撮影をし忘れてしまいました、、、。

非常に残念です、、、。

アラスカを発ち凡そ五時間半の飛行を経て、日本へと戻りました。


以上の経緯ありまして、帰国が一日延びてしまった次第です。

パソコンを預けた荷物に収納しておりましたので、事態の報告を
行えずにおりました。

かさねまして、皆々様に深くお詫び申し上げます。

大変申し訳ございませんでした。


帰還した翌日より現在まで、本来と変わらぬ時を刻む日々。

何事も無かった様に。

それでも何時の日にか、再びあの地を訪れてみたい。

そういった願いも同時に抱いております。                                                       

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